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Mr.Children「DISCOVERY」

ミスチル復帰第一弾アルバムのDISCOVERYは深海期の倦怠というか憂鬱というか・・・そんな「暗」が残りつつ、ミスチルらしい前向きなサウンドに、「Atomic Heart」や「深海」などの作品からはかけ離れたシンプルさが目立つアルバムとなった。

そんな一曲目はアルバムと同じタイトル、アルバムチューン。
レディオヘッドの名盤「OK Computer」の一曲目「Airbag」に酷似している事はコアなファンの中では有名なことだが、実際あまり好きな曲に上げる人は少ない。自分の周りにいないだけなのかもしれないがw

それに「デジロック」と桜井自らが言うように、ニシエヒガシエや光の射す方へなどのシングル曲ではデジタル音を取り込む実験性があった。でも光の射す方へはデジポップかなw
ちなみにニシエヒガシエのイントロで聞こえる「パン!パン!」という音は自らの頬をビンタしている音らしい。

6分を裕に超える大作が並び、中でもI'll beは酒に酔った状態でレコーディングされた事が有名。

二曲目からはレディオヘッドが影を潜め、ミスチルらしいサウンドが広がる。四曲目のアンダーシャツなんかはまだ復帰前ロック調の面影が残っているという感じ。

後半からはI'llbe~#2601~ラララとサウンドの特徴に大きな差はあれども、実に自然な流れ。個人的にミスチルのギターポップというか・・・カントリーっぽい曲では好きなほうであるラララは後のベストにも収録されている。

何気にこのアルバムの影の中心的存在である「Simple」の美しいサウンドがアルバムの「DISCOVERY」という探し物にたどり着いたという達成感があるような気がする。「探していたものはこんなシンプルなものだったんだ」というフレーズがあるように。

そしてアルバムはクライマックスに入るわけだが、ここであることに気づく。このアルバムのジャケットに、このアルバムでは知名度が一番高いシングル曲の「終わりなき旅」、どこかで見たような・・・。U2のアルバム「ヨシュア・トゥリー」を彷彿させる。それに「終わりなき旅」というタイトルもその「ヨシュア・トゥリー」に収録されている「I Still Haven't Found What I'm Looking For」の邦題と合致する。やはり桜井がU2やコステロのファンだということがここでハッキリしたのだった(コステロは前作のシーソーゲームなど様々な面で影響を受けている)。

個人的には前々作の「深海」の次くらいに好きな作品。
レディオヘッドやU2以外にも
ジョイ・ディヴィジョン
ニールヤング
ジェフ・リン
など、他ミュージシャンを彷彿させる面も多く、ミスチルの中でも「深海」「Q」と並んでオススメしたいアルバムの一つ。

DISCOVERY
Mr.Children / / トイズファクトリー
スコア選択: ★★★★

OK コンピューター
レディオヘッド / / EMIミュージック・ジャパン
スコア選択: ★★★★★

ヨシュア・トゥリー
U2 / / ユニバーサルインターナショナル
スコア選択:
# by plein_soleil_gori | 2007-08-11 03:15 | 邦楽

三途の川を何度も渡りかけた一日

三途の川を何度も渡りかけた一日_c0131593_2116035.jpg
今日は朝起きるなり、小指を部屋の扉の角にぶつけてなんとも不吉な予感がしたのだった。

朝はご飯を食べる時間もなく、そのまま予備校へ。
いつも乗っている電車に乗り遅れ、そのあとの電車を待つ。
しかし、駅のベンチで眠ってしまいその電車も逃す。その後の電車にやっと乗れたが、相当気持ち悪くなってきた。いや、本当の事を言えば朝起きたときからずっとなのだが、母親はそれでも「行けよ」というだろう。反論する戦闘力も残ってないので、我慢して行ったのだった。

いつもより電車に乗ってる時間が短かった。そう感じたのか。
いや、違かった。実際、マジで短かった。なんせ埼玉県のどこかの駅(北部)から来て、池袋で降りるのが、赤羽で降りていたから。
しょうがなく、最強を誇る埼京線の乗る。
しかし、乗ってる途中で気持ち悪くなった。なんだか、目的地に向かう事よりも生命を保つので精一杯だった。
電車の中で、やたら女性の携帯電話をのぞくおっさんがいた。(しかも目の前に)
そんですぐ隣の女性は「めちゃめちゃ」嫌がっている風に見えた。あ~痴漢に発展しない事を祈るよ。

池袋に着いたら気持ち悪さは頂点に達した。夏休み中はいつもの池袋校でなく御茶ノ水校にいくはずなのだが、ボケていつもの池袋校の道を歩いてしまっていたので、今日はもうあきらめて池袋校の仮眠室(自習室)でくたばろう。

よって、くたばる寸前まで仮眠室で眠っていた。


東京まで眠りに来ただけの一日。


写真は夢の中で見た極楽浄土(自分は勝手に「天国にいけるんだ」と思い込んでるw)
# by plein_soleil_gori | 2007-08-07 21:29 | 日記

Nirvana「Nevermind」

Nirvana「Nevermind」_c0131593_159351.jpg
エキサイトブログ進出!

んで、記念すべき最初の記事はグランジを代表するアメリカのロックバンド、ニルヴァーナに関するちょっとしたエピソード。

この間ニコニコ動画でニルヴァーナを検索したのだが、そこに彼らの代表曲「スメルズ・ライク・ティーン・スピリッツ」をカバーした鬼塚ちひろの動画があって見てみた。
これはw バラード? 右から左に流れてくるコメントを呼んでいくと「死ねw」「下手w」みたいにキツイ言葉が連呼されてた。とりあえずここはノリで「←結論」とコメントした。

そこにはクラシック版まであったw 是非見たいw
冒頭のギターの部分は弦楽器をはじく音で。画面には再び「ショボw」みたいな苦いコメントがお盆意川に流した灯篭のように流れてくる。でもサビまで聴いてみると結構かっこいいという意見が出てきたし、自分も多少はそうおもったがやはり「やっぱショボw」という意見が多かった。

んで本物を聴いた~♪ コバーンかっけぇ
ベッカムに似てないか?ロングヘアが素敵

最近はニルヴァーナのネヴァーマインドしか聴いてなくて、Ipodの再生回数ランキングにどんどんニルヴァーナばかりランクインしてるkeiですが、やっぱ個人的にトップに上り詰める価値があると思うんヨ。Ipodの再生回数ランキングでもw
レディオヘッドのクリープでもいえることだけど、この曲をあまり歌いたくなくなったらしい(レディへとは理由が異なるが)。この曲の意図が多くのリスナーに間違って伝わってしまった事に葛藤を感じてスメルズ・ライク・ティーン・スピリッツを演奏したがらないカートだけど、自分からしてはあまり関係ないかもw悪いけど。

「自らの作品を批判する」すごいヨな~なんとなくかっこいい。ショパンも自らの曲をベートーヴェンのパクリだ!っていって封印したけど、後から発掘されてしまい今では代表曲(幻想即興曲)になってるし。結局はクリープにしろ、スメルズ~にしろファンの中では人気菜曲になってしまうんだな。でも本当に音楽をやってるという風な態度にはあこがれる。
# by plein_soleil_gori | 2007-08-07 02:29 | 洋楽